今日は松原を歩ける?2015年06月22日 08:30

天候に恵まれ、順調に薬剤散布が続いて今日で4日目。もう2日晴れてくれれば・・と思いながら、松原の周囲だけをクルマで回っている。

陸上競技場脇のクルマはいつもの6台から増えて常時10数台となり、薬剤散布を仕事としている人の車であることがわかる。
今日は途中で自分の車に戻って来ている人もいた。忘れ物だろうか。

今日は作業車がいなかったので、陸上競技場脇の入口にも「薬剤散布(殺虫剤)のお知らせ」看板が結ばれていることがわかった。

第1日目の19日朝には長慶寺脇入口だけで発見したのだが、同時に2箇所に設置されていたのだろう。
下の写真は下浜入口、貼ってあるのは地図1枚だけ。

下の写真は、下浜から大森橋に向かう途中にある入口。近くで交通事故があったのか、鉄柵が壊れたままだが、ここも地図が1枚だけ。

下の写真はロケットセンター側の港湾道路入口。ここも地図を1枚貼っているだけ。

ここは池の近く、浄明寺裏の入口だ。今日はここから作業車が出入りしているが、地図や薬剤散布のお知らせは見えない。


向能代の大開浜にも地図は貼ってあった。

地図はこれ。大開浜は6月24日の1日だけで終了する。
ところが、注意を書いた「お知らせ」はなかった。
家に戻ってから地元新聞を読んだら、昨日21日に、能代市教育委員会主催で「のしろ歩け歩け大会」が風の松原で開かれていた。大丈夫なのだろうか。

17日のブログ冒頭に掲載した地図では、昨日は陸上競技場の北側と、大森稲荷神社南側の2箇所で、午前中薬剤散布を実施している。ウオーク隊がどこを歩いたかは記事に出ていないが、19日と20日に薬剤散布を終えたばかりの場所を歩いていることになる。
健康上大丈夫なのだろうか?

今日の北羽新報の記事を読んだ人は、市教育委員会でも薬剤散布をしている日に林内での行事を実施している程だから、実際に薬剤散布をしている場所、時間でなければ大丈夫だと思うだろう。

数日前に書いたように、薬剤散布についての市民の関心は薄くなり、薬剤散布をしている時刻・場所でなければ気にしないようになってきた。
もう一度この「薬剤散布のお知らせ」を読んで見る。
<散布薬剤>は「エコワン3フロアブル」
<散布を実施した場合>
散布最終日から3日間は入林を禁止します。(薬剤散布後は、植生の採取を禁止します)
★過って木に触れた場合は、石けんで手を良く洗い、うがいをしましょう。
★散布区域に近づいて気分が悪くなった場合には、離れて新鮮な空気をすいましょう。

と書かれている。散布後の3日間は林に入ることさえ禁止しているのだ。このことは林内のマツの木に結ばれた2枚の看板に書いてあるだけ、「広報のしろ」の内容は18日のブログで紹介したが、そこには「散布中は掲示板などで作業中であることをお知らせします。散布区域内には立ち入らないでください。」とかいてあるだけだ。

業者が立て看板に書いてあることと相当な違いがある。


樹幹注入 その後2015年03月03日 10:00

薬剤がどのようになってるか見に行った。

林内から除伐した木や枝を運び出す作業車が駐まっていて、1枚の写真に収めようとしたが、今回樹幹注入を実施した4本のうち3本しか同時に撮影できなかった。

写真右端の白い点のように見えるところが1本目。
2本目は3台並んだ運搬車の後ろになって見えない。
3本目は写真真ん中の白い点のように見える「薬剤注入樹」の標識
4本目は写真左端の白い点のように見える場所。
1本目は11本。2本目は10本。3本目は7本。4本目が9本。

この木の薬剤はすべて注入終了。


この木には2本だけ薬剤が残っていた。

注入が終わったクロマツには、幹に雨水などが入り込まないように
ちゃんと蓋?がつけられていた。
昔はゴム製の蓋がねじ込まれたものだったが、これは茶色の液体プラスチック?が塗り込まれたように見える。この写真では2ヵ所あるのだが、クロマツのウロコ?と一体化しているようで、指摘されないと気付かないかもしれない。

松くい虫予防剤樹幹注入作業2015年03月02日 10:00

今日は<風の松原に守られる人々の会>が実施する「松くい虫予防剤注入作業」の日。予防剤注入作業は寒い時期が良いとされているので毎年、高校の卒業式が実施されるこの時期に実施している。

この作業を動画で紹介したホームページを発見したので、そのホームページも見ていただきたい。ホームページ名は「能代市風の松原植物調査」の中の<風の松原に守られる人々の会 ボランティア活動>

今日は陸上競技場から風の松原に入る入口付近の4本のクロマツに実施。
どの木に何本の予防剤を打つかはマツの太さによって決まる。昨年までは胸の高さの幹の周囲を測って事前に本数を決めて注文していたが、今年初めて専用のメジャーを見せていただいた。
このメジャーは非売品だそうだが、

幹の太さによって何本必要か一目でわかる。
入口の案内地図に一番近いクロマツには11本。他のクロマツにも幹の太さに応じて10本、9本、7本が並べられた。今年は合計37本だ。
この費用は、今年は県の森づくり税から補助していただいたが、最初に実施した平成15年3月には4本のクロマツに147,000円支出されていることが決算書から判る。当時113名の会員がいて会費年1,000円だったから、15万円の支出は大変なものだったに違いない。
 今日、「なぜ4本しかやらないのですか」という質問があったが、4本というのが精一杯だったのだろう。


この薬剤はグリンガード・エイト

1月20日に米代西部森林管理署が長慶寺近くの風の松原で実施した時は白と緑の容器だったから薬剤のメーカーが異なる。
あの時の北羽新報の報道では「薬剤の効果は3年持続」と書いてあったが、グリンガード・エイトの薬効は5~6年とパンフレットに書いてあった。

今年の金額は聞き漏らしたが、昨年、越後屋太郎右衛門の松に樹幹注入をやった時には1本=2,500円。56本で合計14万円と会報に書いてあった。風の松原に守られる人々の会の会報は、<風の松原案内>というホームページで読むことが出来る。

最後は会長のあいさつと本荘?から来た業者の捕捉説明で終了したが、私は写真撮影で動き回っていたため、よく聞き取れなかった。

またも枯れ木。今度は西を向いて撮影。2015年02月09日 18:19

今度は450m付近。進行方向(北)に向かって左側の松なので先ほどのようにはならなかったが、樹冠の枯れ具合がよくわかった。 この写真は2月7日14:52撮影。

枯れ木2015年02月09日 18:18

この枯れ木は350m付近だったと思う。枯れ木の撮影はなかなか上手に出来ないのだが、今日は背中(西)から光を受ける形になったので、色彩も良く撮影できた。この写真は2月7日14:52撮影。

被害木の断面を見ると2015年02月08日 11:47

断面の青黒い部分が被害木の証拠

道端に伐採されたクロマツがあった2015年02月06日 11:00

道端に伐採されたクロマツがあったので、今日歩いたのは作業中の人かと思ったが、中には小径の真ん中に置かれていて、足跡が回りを迂回しているものもあった。 被害木を見つけて赤いハチマキを巻いたのは森林管理署の職員、伐採するのは落札した業者の作業員。作業員はどのようにして赤いハチマキの松くい虫被害木を見つけているのだろうか?

松枯れの様子2015年02月05日 16:06

葉が枯れて赤く、分量も少なくなっている
この3本の梢(こずえ)を見上げると、葉が枯れて赤く、分量も少なくなっていることがわかる。健全なクロマツに囲まれた真ん中の2本(本当は3本立っているのだが、1本は西側(奥)に傾いているので松葉が透け透けとなっている木は2本に見える。時刻も遅く、空が青いので色がよくわからない。

松枯れ被害木2015年02月05日 16:05

先ほど「クロマツ植栽地」の記事を書いた。あの写真に赤いハチマキの木が3本あることが気になった。その木はこの3本。