雪がまだらに残る理由2015年02月26日 10:30

ほとんど雪が消えた散策路を歩いていると、乾いた道と雪が残る場所がある。例えば、
ここは「健康づくりのみちNo.3」地点。この場所と奥の2箇所だけ雪が残っている。健康づくりのみちNo.3地点は縦と横の道が交差する場所。奥の雪が残る場所まで行くと


クロマツではなく、白っぽい木肌の木ばかりが林立している。その木の幹には
白いハチマキが巻かれ、手前の樹種名札には「ハリエンジュ」の文字。ハリエンジュとはニセアカシアのこと。和名ハリエンジュは漢字で「針槐」と書く。日本には1873年(明治6年)に導入されたらしい。それでは一般的にどうして「ニセアカシア」と使われているかというと、この木の植物学上の学名であるpseudoacacia(偽のアカシア)を直訳したものだとWikipediaに書いてあった。ニセアカシアは「偽明石屋」とも表記された記録がある。

昨年この木に白いハチマキが巻かれたので、有害植物に指定されたニセアカシアは松食い虫の被害を受けた松枯れ木と同様に伐採されることになったかと独り合点して喜んでいたが、まだそのまま残っている。


ここは健康づくりのみちNo.2地点。この上空にはクロマツ枝は少ない。樹冠(木の先端)に枝が少ない箇所には積雪が多い。多いと雪解けは遅くなる。

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