ブログ　風の松原を歩く

　
　8月13日に蝶の写真を載せた時、これは「カラスアゲハ」だと教えてくれたコメントがついていました。その人が、「以前風の松原付近でアカシジミ（小型の蝶）を見たことがありますが、この蝶は黄色ですが、夕方、木葉が散るように飛翔します。」と書いてくれました。

　今日、8番地点から標識の補修状況を調べながら歩いていて、防火線（ジョギングコース23番～42番）にさしかかると小型の黄色な蝶が舞っているのに出会いました。蝶はなかなかとまってくれないので撮影が大変でした。これがアカシジミでしょうか？

　カシワくんからコメントがあり。モンキチョウのオスだった。

　
　こんどは葉に止まってじっとしている蝶がいたので簡単に撮影できた。家に戻って画像を見るとなんと2匹写っている。交尾中だったのだろうか。

　ところで、『能代市史　自然編』に昆虫のことも書いてあるので見てみたが、「アカシジミ」という名は見当たらない。付録の「植物・菌類・動物　目録」を見ると、シジミチョウ科で能代で生息していたと記録されている種の名前が出ている。ミズイロオナガシジミ・メスアカミドリシジミ・ウラジロミドリシジミ・ミヤマカラスシジミ・トラフシジミ・ベニシジミ・ゴイシジミ・ルリシジミ・ツバメシジミの名が出ているが、アカシジミという名はなかった。