この実は? ― 2006年08月23日 07:57

葉はニセアカシアと似ている。友人の一人はこの草木もニセアカシアと思って切った時期もあったという。ニセアカシアと似ている葉ではイタチハギがあったが、これはイタチハギの黒っぽい実とは違っている。はて何だろう。
コメント
_ カシワくん ― 2006年08月24日 20:32
これはイタチハギのように見えます。ニセアカシヤと同様駆除すべき植物と考えています。マツの育成にはニセアカシヤやイタチハギなど北米原産の外来マメ科植物の繁茂は、窒素分を極端に増大させ、マツの土壌環境を著しく富栄養化し、かつマツと共生している菌根菌をも著しく弱らせます。そのため、マツヤニの出方も弱くなり、材がしなり強く硬く育ちません。そのためカミキリやセンチュウなど外部からの侵入昆虫などとともに風害にも弱くなると考えられます。
_ カシワくん ― 2006年08月24日 20:53
イタチハギは6月末ごろ秋田では開花します。このブログでもいつでしたか写真がのりました。8月は実のなる季節です。木の途中にちょうど花をつけたあたりに、稲穂のように垂れますが荒々しい垂れ方です。実をつぶすと中からマメが出て、マメ科植物であることが分かります。サヤはつぶすといやな匂いがします。以前県や国もニセアカシヤとともに肥料木として繁殖させましたが、マツにとってはよくないものです。ただ法面工法にいまだに活用しているようですが、次第に近隣に散布されますので、その管理は責任をもって行うべきでしょう。
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