ニセアカシア変色の原因はカビ2006年08月04日 05:40

 
 散策に出掛ける前、秋田さきがけ新報を見ると、「男鹿のアカシア変色 原因はカビ」という小さな見出しが目に入った。

 同紙24面の記事の一部を引用する。 「アカシアの葉が変色して枯れる”珍現象”の原因は、カビの一種の炭そ病菌であることが三日分かった。県森林技術センターが、国の研究機関である森林総合研究所に枝を数本送り、枯れた葉の検査を依頼。同研究所で、その病原体の培養を行い、原因を炭そ病菌と特定した。気温が22~24度ぐらいで雨が降り続いたときに発生しやすい。同センターは「先月上旬は菌が発生しやすい気候が続いた。また、男鹿市の沿岸部のアカシアは、その多くが一昨年の台風による塩害で弱ったため、菌への抵抗力が弱く異常に葉が枯れたのではないか」と推測している。」と報じている。

コメント

_ カシワくん ― 2006年08月04日 21:04

秋田さきがけ記事を読みました。低温がつづいて湿度も適当だと菌類の格好の活動期となります。ニセアカシヤやマツもそうですが多くの植物は菌類と共存しております。外部環境がある時期に変化するとそのバランスが崩れて発症します。人間も同様のことがあります。人間の腸内細菌も似たようなことが起こります。今回のニセアカシヤの炭素病菌は古くからある病気です。特に近隣の果樹農家への被害が予想されます。

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