法体の滝と鳥海山 ― 2015年11月01日 21:11
物忘れ相談 ― 2015年11月06日 15:51
久し振りの松原 ― 2015年11月07日 07:08
昨日で忙しい仕事が終了したので、今日は久し振りの松原。
例年10月は忙しい作業が続くが、今年は特に多く、11月6日まで食い込んでしまった。
例年10月は忙しい作業が続くが、今年は特に多く、11月6日まで食い込んでしまった。
先日、北羽新報の投書欄でも指摘されていた数年間不法駐車の自家用車は、今日もそのまま。能代市役所はいつ撤去に動き出すのか?
陸上競技場側から入ると、右側に異変が見える。
この右側のクロマツは手前に折れてきたのだ。
左手のクロマツは9月中に手折れたもの。
やはり秋らしい風景に変わっていた。
横にクロスしている道路は長慶寺脇から大森稲荷神社まで
ただ今の時刻は6:57。4人組がやって来た。
今度は自転車。自転車の人が通るのは珍しい。
今度は歩いて来た人がいる。
池の紅葉が見えて来た。
風の松原講演会 ― 2015年11月07日 18:34
私が所属している「風の松原に守られる人々の会」では、毎年1回講演会を開催している。
今年は、4月から米代西部森林管理署の署長に就任した相澤肇氏の講演会を開催した。演題は「放射能と森林除染の概要」
今年は、4月から米代西部森林管理署の署長に就任した相澤肇氏の講演会を開催した。演題は「放射能と森林除染の概要」
最初に風の松原に守られる人々の会の会長安井昭彦さんの挨拶
続いて講師紹介。
相澤 肇署長さんは、東日本大震災が起こった平成23年3月には林野庁に勤務しており、平成24年4月、新設された「森林放射性物質汚染対策センター所長」に赴任。3年間勤務してこの4月に米代西部森林管理署長に赴任したばかり。そこでこれまで3年間やっていた仕事の内容を詳しく話してくださった。
相澤氏は、放射能の概要から除染の方法まで液晶プロジェクターを用いて詳しく説明してくださった。画面は全部で49枚。
このあと主なタイトルだけを紹介すると、
2 外部被ばくとは?
3 内部被ばくって?
本題に入り
4 森林除染について
5 当センターの役割と森林除染
・・・
と続くが、私が消化不良を起こしているので、このブログのデータ容量は1日50枚までとなっているので、空いたときに補充していきたい。
2 外部被ばくとは?
3 内部被ばくって?
本題に入り
4 森林除染について
5 当センターの役割と森林除染
・・・
と続くが、私が消化不良を起こしているので、このブログのデータ容量は1日50枚までとなっているので、空いたときに補充していきたい。
写真撮影をして席に戻ると、隣の席に以前同じグループにいて退任したOGが座っていた。放射能の影響について2人で色々と話していた。小声で話していたつもりだが、講演の席では私語は禁物。
終わってから、最前列で熱心に聞いていた中学校の同級生から、「隣で話していたのは同級生タ○子の姉さんだろう」と言われてしまった。きっと耳障りだったのだろう。
終わってから、最前列で熱心に聞いていた中学校の同級生から、「隣で話していたのは同級生タ○子の姉さんだろう」と言われてしまった。きっと耳障りだったのだろう。
最後には意見、質問の時間があり、「能代環境・放射能○○会」(マスクを掛けたまま発言していたのでよく聞き取れなかったが)の人から放射能についての質問があった。(この項あとから補足します)
風の松原の『紅葉』? ― 2015年11月08日 06:25
昨日から歩き始めたが、今朝6時は生憎の雨。そこで昨日の写真をもとに風の松原の「紅葉」について。
昨日、朝の散歩から帰って来た時に、家内が「紅葉はどうだった?」と聞いてきた。
私はクロマツには「紅葉」はない。クロマツが赤くなるときは枯れる時だと思っているので、「なぜ?」と聞いたら、先日の北羽に出ていたという。確かに11月4日北羽新報に掲載されている。
昨日、朝の散歩から帰って来た時に、家内が「紅葉はどうだった?」と聞いてきた。
私はクロマツには「紅葉」はない。クロマツが赤くなるときは枯れる時だと思っているので、「なぜ?」と聞いたら、先日の北羽に出ていたという。確かに11月4日北羽新報に掲載されている。
この記事では「クロマツがツタ類と共存しているように見えるが」と書いているが、「広葉樹が勢力を増して混交林化が進み、クロマツ林には好ましくない状況にほかならない」と結んでいる。
だから見出しが「混交林化の異様な美」なのだ。
風の松原で紅葉を紹介するなら、池のほとりを紹介すべきだと思う。
だから見出しが「混交林化の異様な美」なのだ。
風の松原で紅葉を紹介するなら、池のほとりを紹介すべきだと思う。
林内には低木が紅葉し、クロマツと共存している場所もあるが、
このように異様な風景の場所が年々増加してきている。
昔は、林内で「ツタ切り」の作業も行われていたというが、先人がクロマツ苗を1本1本植えた「人工林」であるクロマツ林が、現在では人が手を加えないで成長した「自然林」と同様に扱われているため、「ツタ切り」は行われていない。
一字書あそびー2 ― 2015年11月10日 18:20
草木搬出作業 ― 2015年11月10日 20:20
交流会 ― 2015年11月11日 22:29
今日は所属している団体と他市の団体との交流会。バスで会場へ。
能代を出る時は雨模様だったが、会場は晴れていた。
その団体の会長さんの歓迎の挨拶
その団体の会長さんの歓迎の挨拶
訪問の趣旨を述べる会長
会長が高齢者調査の内容を説明した時、会場からいくつかどよめきの声が挙がった。
双方合わせて約60人の交流会だった
双方合わせて約60人の交流会だった
情報を交換のあと、質問したり、事例を説明する人たちが何人もいた。
交流会を終え、部屋を代え、他地区と向かい合って昼食を食べながらの話し合い。ここからが本音の交流となった。
「乾杯の発声」ではなく、「いただきます」の声。
いただいたお菓子は「笑内」(おかしない)、お菓子ですよ。
地元の人が出してくれるお菓子は美味しいに違いない。 事実、おいしかった。さっさそくお土産に買っていこうと話題に。
昨年岩手県の地区と交流会を持った時にいただいたお菓子「白い浄土が浜」も美味しかった。道の駅で、参加者全員がお土産にそのお菓子を買おうとしたが、道の駅では販売していなかった。直営店だけで販売しているといわれた。
(今年は日程終了後に、市内中心部にあるそのお店にバスを横付けしようということになった)
その後は介護老人福祉施設に移動
玄関ロビーで挨拶のあと会議室へ
施設長さんから説明していただく
終了後、参加者全員で集合写真撮影(28人いるはずだが)
シャッターを押してくださった施設職員さんありがとうございました
その後、浜辺の歌音楽館見学
音楽館にはピアニストが常駐?
ピアニストはロウ人形?
ビデオ上映、音楽館の人から説明を聞いたあと、自動演奏ピアノの演奏を聞きながら館内を見学。
曲目は成田為三自身が編曲したという「浜辺の歌変奏曲」
ビデオ上映、音楽館の人から説明を聞いたあと、自動演奏ピアノの演奏を聞きながら館内を見学。
曲目は成田為三自身が編曲したという「浜辺の歌変奏曲」
最後に1769年創業というお店にバスを横付けし「笑内」を購入。
タラの木 ― 2015年11月12日 11:36
今ごろタラの芽を話題にする季節ではないが、クルマのリコール通知があり、午前中にクルマ屋で運転席インフレーターの交換作業があって待っている間1時間程読書に熱中できた。最近読んでいるのは宮城谷昌光の中国歴史小説。
宮城谷の小説は漢字がやたらに多く、「夏姫春秋」で直木賞を受賞して文壇に登場した頃から読者泣かせでもあった。
今日読んだ箇所
----(原文を引用)------
秦軍が毒をもちいたことは、連合軍にすくなからぬ動揺をあたえた。この先、どのような奇襲があるかわからず、またしても秦軍が卑劣な手段をとるとすれば、自分たちが掘った井戸の水さえ、ためつすがめつのまざるをえない。
進軍の速度がにぶった。
棫林に達した。經水の西岸にある灌木地帯で、棫はたらの木のことであるから。つまりいばらやとげの林に連合軍はさしかかったのである。
---------
「棫」とはタラの木のことであった。手元の『日本の樹木』(山渓カラー名鑑)では「楤木」と表記しているが「楤」(木へん+葱)には音読みの「ソウ」だけ。それに対して「棫」には「たら」という訓読みがある。 (この文字がブログで表示させるかは不明)
宮城谷の小説は漢字がやたらに多く、「夏姫春秋」で直木賞を受賞して文壇に登場した頃から読者泣かせでもあった。
今日読んだ箇所
----(原文を引用)------
秦軍が毒をもちいたことは、連合軍にすくなからぬ動揺をあたえた。この先、どのような奇襲があるかわからず、またしても秦軍が卑劣な手段をとるとすれば、自分たちが掘った井戸の水さえ、ためつすがめつのまざるをえない。
進軍の速度がにぶった。
棫林に達した。經水の西岸にある灌木地帯で、棫はたらの木のことであるから。つまりいばらやとげの林に連合軍はさしかかったのである。
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「棫」とはタラの木のことであった。手元の『日本の樹木』(山渓カラー名鑑)では「楤木」と表記しているが「楤」(木へん+葱)には音読みの「ソウ」だけ。それに対して「棫」には「たら」という訓読みがある。 (この文字がブログで表示させるかは不明)
インフレーターとは自動車のエアバッグのこと。私のクルマはタカタ
のエアバッグだったが、今回のリコールで運転席だけはタカタ製からダイセル製に変更された。
のエアバッグだったが、今回のリコールで運転席だけはタカタ製からダイセル製に変更された。
社会福祉大会 ― 2015年11月13日 17:02
今日は能代市社会福祉大会。昔は勤務先を代表して全県社会福祉大会で表彰されたこともあるが、その頃から「県」とか「市」をあげての大会ではなく、その地区の「社会福祉協議会」の大会だと思っていた。
だから今日も頂いた会次第のプログラム表紙タイトルに<協議会の>と書き入れてしまった。
出席した人からプログラムの「主催」の文字の右に印刷されているマークについて質問があったので検索したら、社会福祉協議会のシンブルマークと判った。昭和47年6月に制定されている。東京オリンピックのシンボルマーク騒動後に制定された「民生委員・児童委員100周年」のシンボルマークの場合は、サイズやカラー色、変形の禁止なども指定されているが、社協のマークの場合は取り決めはないのかもしれない。
色違いのマークや
全く別のマークを使っている社会福祉協議会もあった。
そういえばステージの左の旗もこのデザインだが、配色は異なる。
社会福祉大会の目的は、能代市社会福祉協議会による「会長表彰」。今回は「民生委員児童委員功労」「社会福祉功労」「社会福祉奉仕者功労」の3つ。それぞれ表彰規定に基づいての表彰だが、単に「長年にわたりその職に在った」だけで「功労」とすることには疑問を感じる。(その職に在って)「何を行ったか」が「功績が顕著」となるのだと思う。
参加した人たちにとっての今日のメインは記念講演。
「エゴマ油」で有名な井上浩義氏の講演に期待して集まった人も多い。
「エゴマ油」で有名な井上浩義氏の講演に期待して集まった人も多い。
インターネットで検索したらこのように書かれていた。
井上浩義(いのうえ ひろよし、男性、1961年11月9日 - )は、福岡県出身であり、現在慶應義塾大学医学部教授、一般財団法人日本友愛協会・理事、非営利活動法人新世紀教育研究会・理事長。久留米大学医学部客員教授。
アーモンドやエゴマ油を中心とした油の研究の第一人者であり、林修のテレビ番組等では「油先生」「油ドクター」と評されている。 テレビを通じた彼の宣伝により、2014年秋ごろから、エゴマ油が健康に良いとしてブームになり、一般スーパーから姿を消しており、2015年春に至っても未だ流通は回復していない。
講演内容は
1 生活習慣病と食事
2 食の安全(放射能・健康食品)
3 認知症と油(食の例として)
4 健康食品・サプリメント
配布された井上浩義氏のプリントには、
「日本は現在、65歳以上の人口が25%を超え。100歳以上の人が6万人を超える超長寿社会になりました。一方で、医療費は40兆円を超えるまでになり、医療に閉塞感さえ出て来ています。このような社会の中で、病気にならない、あるいは病気は持っていても自立した生活が送れるための予防医療が重要になってきました。本講演では短い時間ではありますが、予防医療を意識できるひとときを過ごして頂ければ幸いです。」と書いてありました。
1 生活習慣病と食事
2 食の安全(放射能・健康食品)
3 認知症と油(食の例として)
4 健康食品・サプリメント
配布された井上浩義氏のプリントには、
「日本は現在、65歳以上の人口が25%を超え。100歳以上の人が6万人を超える超長寿社会になりました。一方で、医療費は40兆円を超えるまでになり、医療に閉塞感さえ出て来ています。このような社会の中で、病気にならない、あるいは病気は持っていても自立した生活が送れるための予防医療が重要になってきました。本講演では短い時間ではありますが、予防医療を意識できるひとときを過ごして頂ければ幸いです。」と書いてありました。
1 生活習慣病と食事
生活習慣病とは、食習慣、運動習慣、休養、喫煙、飲酒等の生活習慣が病気の発症や進展などに関わる病気で、高血圧、が
、糖尿病、高脂血症などを指します。この生活習慣の中でも食事は運動と共に、最も重要なこと(因子)です。特に、肥満はすべての生活習慣病の原因になると言われています。一方で、近年の摂取カロリーは第二次世界大戦直後の水準まで減っています。例えば、日本人が1日に摂取する総カロリーは戦争直後の1646年には1903キロカロリーだったものが、1975年には2226キロカロリーまで増加しましたが、2004年にはまた1902キロカロリーまで減っています。現在ではさらに摂取カロリーは減っています。それでは肥満が昔に比べて増えているのは何故か。これは運動の問題もありますが、食事の中身です。これから私たちは、お腹を満たす食事、幸福になるための食事、そして、今後は健康で長生きできる食事を目指さねばなりません。
生活習慣病とは、食習慣、運動習慣、休養、喫煙、飲酒等の生活習慣が病気の発症や進展などに関わる病気で、高血圧、が
、糖尿病、高脂血症などを指します。この生活習慣の中でも食事は運動と共に、最も重要なこと(因子)です。特に、肥満はすべての生活習慣病の原因になると言われています。一方で、近年の摂取カロリーは第二次世界大戦直後の水準まで減っています。例えば、日本人が1日に摂取する総カロリーは戦争直後の1646年には1903キロカロリーだったものが、1975年には2226キロカロリーまで増加しましたが、2004年にはまた1902キロカロリーまで減っています。現在ではさらに摂取カロリーは減っています。それでは肥満が昔に比べて増えているのは何故か。これは運動の問題もありますが、食事の中身です。これから私たちは、お腹を満たす食事、幸福になるための食事、そして、今後は健康で長生きできる食事を目指さねばなりません。
上の図のように、我が国の医療費は40兆円に届こうとするほど多額になっています(昨年の国の税収は約50兆円)。このままでは医療制度が破綻するかもしれません。今後、ますます長寿社会になる今だからこそ、病気にならない、あるいはひとつの病気を持っていても、イキイキとした生活が送れるための「予防医療」をみんなで考える必要があります。
重粒子線治療が脚光を浴びてきましたが、まだ施設が5箇所とすくなく、費用も高い。
重粒子線治療が脚光を浴びてきましたが、まだ施設が5箇所とすくなく、費用も高い。
福祉大会では手話通訳の人たちが頑張っている。人数も多く、1人の講演の中で、何人もが入れ替わり通訳している。しかしプログラムのどこにも書かれていないし、会場で紹介されることもない。この方々には本当に頭が下がる。
プログラムに「今回の手話通訳はこの方々が担当しております」と紹介していただきたい。
癌の「発症部位」と、「部位別死亡率」を比較すれば治療の可否が判ると説明していた。
癌の「発症部位」と、「部位別死亡率」を比較すれば治療の可否が判ると説明していた。
2 食の安全(放射能・健康食品)
2011年3月に生じた福島第一原発事故によって多くの放射性物質が空中に放出され、風や雨と共に地上に降り注いできました(これをフォールアウトと言います)。この結果、青森県から静岡県まで広い範囲で、食品から放射能が検出されました。その結果、多くの作物・畜産物などが自主規制も含めて出荷停止となりました。これらの食品については、一部の地域を除いて昨年4月に規制が解除になっています。現在、市場に出回っている食品には放射性の問題がないと思って構いません。
近年、安いあるいは著しい効果を有する健康食品を海外から入手し、通信販売で売る企業あるいは個人がたくさん現れてきました。その結果、健康食品の品質に問題が生じたり、使用してはいけない薬が混ざっている例が多くなっています。消費者庁も健康食品の品質には多くの注意を払っていますが、消費者、個人個人が気をつけることが必要となってきています。
3 認知症と油(食の例として)
油が注目されています。特に、オメガ3系オイルである えごま油や亜麻仁油は、血管を強く、しなやかにすることによって「脳血管型認知症」などに効果があることが期待されています。また、ココナッツオイルはこれまでエネルギーとして使用されているだけだと思われていましたが、含まれる中鎖脂肪酸がケトン体になることによって「アルツハイマー型認知症」に効果が期待できることが報告されました。
油が注目されています。特に、オメガ3系オイルである えごま油や亜麻仁油は、血管を強く、しなやかにすることによって「脳血管型認知症」などに効果があることが期待されています。また、ココナッツオイルはこれまでエネルギーとして使用されているだけだと思われていましたが、含まれる中鎖脂肪酸がケトン体になることによって「アルツハイマー型認知症」に効果が期待できることが報告されました。
4 健康食品・サプリメント
多くの現代人が健康食品・サプリメントを摂取しています。摂取しておられる方は概ね女性では2人に1人、男性では3人に1人の割合だと言われています。また、これらの方々の半数以上は2種類以上を摂っているという統計もあります。健康食品・サプリメントについては品質も含めて見極めることが重要です。健康食品やサプリメントはそれを摂取するだけで、健康を維持できると考えず、それらの摂取を、生活習慣を整える機会あるいは道具として上手に使いましょう。
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