フィールドアスレチック2006年06月04日 09:29

フィールドアスレチック
 
 いこいの広場に隣接してクロマツ林の中にフィールドアスレチックがある。平成7年発行の「風の松原だより」(風の松原を育てる市民の会発行)第5号によると、アスレチックは1.8ヘクタールの敷地に15基が設置されているという。

 実際に回ってみると15個よりも多いと感じたから平成6年度以降に設置された遊具もあるのだろう。

 写真の遊具には「サルわたり」という名札がついていた。
 前記の「風の松原だより」にはほかに<風のトンネル><ふりこ橋><風のやじろべえ><丸太わたり><綱つたわり><空中散歩><風のこだま><松原ごえ><綱のカーテン><風の松原とび>の絵が描いてあった。

55番地点のケヤキ2006年06月02日 12:03

55番地点のケヤキ
  
 このケヤキは昨年の台風で折れた枝が木に垂れ下がったままだったが、冬の健康づくりのみち工事の時に、この場所にウッドチップ製造器を備え付けて作業をした時に振り落としてくれたのだろう。今では元の姿に戻っている。

 昨年、家族と一緒に散歩した時にメジャーを持って行って測ったことがあった。その時の測定では胸高胸囲が220㎝だった。

 写真を見ると左下端に55番標識が写っている。相当高い木だが、高さは不明。木の高さはどうやって測るのだろうか。風の松原のクロマツは15メートルから20メートルの高さと言われているが、測量して測るのだろうか。もしもそうだとしたら、先日測量実習でくい打ちをした工業高校の生徒たちにこのケヤキや松原内のシンボルとなっている木(一番太いクロマツ、リキダマツ等)の高さも測定してもらいたいものだ。

日本海中部地震-秋田県防災の日2006年05月26日 09:13

日本海中部地震慰霊碑
 
 今日5月26日は昭和58(1983)年5月26日正午に日本海中部地震が発生、後に「秋田県防災の日」と名付けられてから23年目、そのことに気付いたのはジョギングコース45番地点まで進んだ時のラジオニュースだった。

 そこで進路を変更。42番地点から港湾道路に出て大森橋から能代港湾事務所の西側にある慰霊碑のある広場に向かった。

 慰霊碑前は芝がきれいに刈られており、花束が供えられていた。碑面には「日本海中部地震 大津波 殉難者慰霊碑」と書かれている。この慰霊碑の後ろ側に1200mの長さの「はまなす画廊」があり、慰霊碑の北側に「はまなす展望台」がそびえている。

 あとから「はまなす展望台」や「はまなす画廊」も風の松原主要スポットとして紹介することになるが、ふと疑問を感じた。それは、ここは「風の松原」に含まれるのだろうか?という疑問だ。先日の「風の松原ガイド養成講座」の最後に林内で一番太いクロマツの太さを測る実習をした時、大森稲荷神社鳥居付近にあるクロマツが254㎝だった。

 風の松原に隣接した能代公園内に賀藤景林が植えたクロマツがあり、その胸高周囲は308㎝なのだが、その場所は風の松原に含まれていないとして、風の松原で一番太いクロマツとは紹介しなかった。とすれば、日本海中部地震慰霊碑やはまなす展望台、はまなす画廊も「風の松原主要スポットと言えないのだろうか?

ジョギングコース30番地点2006年05月18日 18:32

アカマツ林

 ここは30番地点の少し手前だが、クロマツ林なのにここだけ赤松の林である。試験的に植林されたもののようで、昨年松くい虫被害木として除伐された木の年輪を調べたところでは70年くらい(昭和10年頃の植林)か。風の松原内ではいこいの広場など1~2本の赤松がある場所はほかにもあるが、まとまっているのはここだけである。

 クロマツ林といっても、杉林もいこいの広場の回りに2~3箇所あるので、実験的にいろいろな木を植えてみた時代があったのかもしれない。

ジョギングコース26番地点2006年05月18日 18:03

ジョギングコース26番地点


 26番地点の高台に立つと33番地点の高台まで一直線になっている。この間の直線距離は約800mだ。
 
 天気のよい日はこの場所から白神山地の真瀬岳が見える。左右の枝がつながっている高さ付近で見える。

休養広場2006年05月16日 17:40

休養広場
 

 松原を散策していると毎朝9時頃から10時頃まで休養広場のあずまややその向かいのベンチには6人から10人近くの人がなにやら話し合っている。「○○はこの頃見えないがどうしているんだろうか」とか情報交換をしているのだろう。

 このあずまやは立派な建物だが、実は使用勝手が余りよくない。理由は真ん中に大きなテーブルがあり、作り付けの丸イスが4席しかないのだ。私は、昨年4月このあずまやが完成したときにメジャーなどを持ち込んで長さを測って、「風の松原を歩く」というページに意見を書いたことがある。どうもこの施設は「あずまや」ではなく森林管理署の「作業用施設」として作ったために多くの人が利用するように作れなかったらしい。

 今年はアリ地獄脇から200mほど入った場所にあずまやを作った。これは米代西部森林管理署が同時に作成した案内板でも「あずまや」としているから始めから「あずまや」として設計したのだろう。いこいの広場にあるあずまやと同じでたくさんの人が座れるようになっている。

 ところが、新しいあずまや(写真は5月12日に「新しいあずまや」として公開し、「風の松原の主要スポット」で紹介)はあまり利用者がいない。市街地が近いため「一休み」の気持ちにならないうちに通り過ぎてしまうからだろう。

ジョギングコース16~19番地点2006年05月15日 18:08

ジョギングコース16番地点
 
 少し広くなっている15番地点付近を過ぎると、左手前に突如ニセアカシアの藪が見えてくる。ここの藪は奥行きが30m位、長さは17番地点の少し手前まで続く100m位だ。なぜここにニセアカシアの藪ができたのかわからないが、松原の中でもニセアカシアの茂りやすい場所とニセアカシアにも嫌われる場所があるような気がする。

 ここの直線は19番地点まで続く。少し右折して坂を上るともう20番地点になる。

 この雨に霞んだような写真は5月6日朝に撮影したもの。昨年あるフォトコンテストで川村氏の「緑青色に染まった風の松原」という作品が最優秀賞を受賞したが、あの作品が撮影された場所はこの付近だと思う。

防火線2号2006年05月14日 18:56

防火線2号
 
 
 ここが「防火線2号」の南端(ジョギングコース23番地点)です。ほとんど真北に向かって進みます。写真の一番高く見える場所は26番地点です。
 途中4箇所に松枯れ枝を集めた場所が見えます。これはトリムランニングコース周辺で松くい虫退治のために「風の松原を守る市民ボランティア大会」が行われた頃から集められた松枯れ枝です。集めたのはここを毎日の散策の場所としている人たちです。

 風の松原を松くい虫から守るためには、150年クラスのクロマツが残るトリムランニングコース周辺を守るのはもちろんですが、50~70年生のクロマツが大部分を占めている若齢林(より海に近い部分です)を守るのが大事です。若齢林は防火線2号の西側が大部分を占めています。もしも風の松原全体に力を注ぐだけの人々の力がないとすれば、力を集中しなければならないのはトリムランニング周辺よりも防火線以西だと思います。

 「風の松原を守る市民ボランティア大会」がトリムランニング中心で行われる意義は、市街部に近く参加しやすいため、デモンストレーションとしての価値があるからです。
 私は今日の地元新聞投書欄に「松原の枯れ枝集め継続願う」という意見を掲載していただきました。「風の松原は最後のとりで」と述べられた県知事さんのあいさつや、「過去からの贈り物であり未来からの預かりもの」と考えている市長さんのあいさつを生かすためには、トリムランニングコース周辺だけでなく、若齢林を守ることが是非とも必要です。

三号線(その1)2006年05月14日 18:35

 

 ここはジョギングコース13番地点のカーブミラーのある三叉路です。ここから三号線がスタートします。「三号線」というのは旧営林署時代の作業道路の呼び名でしょう。「一号線」は陸上競技場本部脇から西側にまっすぐ進む道(約1キロメートル)、「二号線」はジョギングコース10番地点(健康づくりのみちNo.12地点)からNo.11地点~No.4地点~No.5地点を通り、西へ向かい大森橋付近まで進む道、「四号線」とはジョギングコース22番地点から23番地点を通り、西に向かって港湾道路に達する道です。

 このほかに「防火線1号」から「防火線5号」まで南北に走る道があります。わかりやすいのがジョギングコース23番地点から48番地点まで続く広い道路です。ここは米代西部森林管理署の作業車も通る広い道です。この道は後から「防火線2号」として紹介します。

健康づくりのみちNo.1地点2006年05月12日 09:05

健康づくりのみちNo.1地点
 
 トリムランニングコース1400mにあるNo.8地点からトリムコースを歩いてジョギングコース58番地点で「ウワミズザクラ」の様子を観察し、その後健康づくりのみちNo.1地点に向かった。するとNo.1地点の案内図に見入っている人がいた。私のポケットに自分で作成して持ち歩いている地図があったので1枚差し上げた。

 この地図はWordで作成したことなどを話したあと別れたが、この付近にも松枯れ枝がたくさん落ちていた。それらを拾い集めて案内図の前に置いてNo.2地点方面へ向かったが、一度拾い集め始めると道端の枯れ枝がやたら目につくようになった。

 この場所は7日の市民ボランティアの対象区域外だから無理もない。この写真は7時20分撮影だが、No.2地点に着いたのは7時45分頃だった。