防火線2号2006年05月14日 18:56

防火線2号
 
 
 ここが「防火線2号」の南端(ジョギングコース23番地点)です。ほとんど真北に向かって進みます。写真の一番高く見える場所は26番地点です。
 途中4箇所に松枯れ枝を集めた場所が見えます。これはトリムランニングコース周辺で松くい虫退治のために「風の松原を守る市民ボランティア大会」が行われた頃から集められた松枯れ枝です。集めたのはここを毎日の散策の場所としている人たちです。

 風の松原を松くい虫から守るためには、150年クラスのクロマツが残るトリムランニングコース周辺を守るのはもちろんですが、50~70年生のクロマツが大部分を占めている若齢林(より海に近い部分です)を守るのが大事です。若齢林は防火線2号の西側が大部分を占めています。もしも風の松原全体に力を注ぐだけの人々の力がないとすれば、力を集中しなければならないのはトリムランニング周辺よりも防火線以西だと思います。

 「風の松原を守る市民ボランティア大会」がトリムランニング中心で行われる意義は、市街部に近く参加しやすいため、デモンストレーションとしての価値があるからです。
 私は今日の地元新聞投書欄に「松原の枯れ枝集め継続願う」という意見を掲載していただきました。「風の松原は最後のとりで」と述べられた県知事さんのあいさつや、「過去からの贈り物であり未来からの預かりもの」と考えている市長さんのあいさつを生かすためには、トリムランニングコース周辺だけでなく、若齢林を守ることが是非とも必要です。

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