ブログ　風の松原を歩く

　
　テポドン？発射、ワールドカップでドイツ敗退と興味あるニュースが続いているが、久しぶりに雨のない朝なので、風の松原へ。「今日の薬剤散布はどこだったかな」、と掲示板に近寄ったら、掲示板の内容が変わっていた。近くにいた人に「薬剤散布の日程が変わりましたね」というとその人も近寄って掲示板を覗いていた。
　
　掲示板に貼られたプリントは28日朝と同じ配置だったので同じ内容とばかり思っていたが、右上の赤い文字は「薬剤散布日変更のお知らせ」 。掲示板に貼り付けるレイアウトを変えてくれればすぐに気付いたのだが、読むためには近づかなければならないので、外見ですぐに＜掲示内容が変わった＞とわかるようにしてくれればありがたい。

　　
　下浜側入口から能代市斎場のクルマを駐めている場所まで戻ってから、港湾道路側入口まで行ってみた。

　入口のゲートは開けられていた。そして工事用作業箇所を示す標識を立ててある。

　右側に立ててある「国有林野事業実行箇所」に書いてある事項は、
事業名：　地上散布事業
事業地：　麒麟ヶ原国有林154林班い外小班
事業期間：　自　平成18年6月26日　至　平成18年7月14日
事業実施者：　米代西部林業共同事業体
事業発注者：　米代西部森林管理所長

　　
　陸上競技場本部脇入口から900mで下浜側入口に達する。ジョギングコースを進めば1000mなのだから、10分弱で下浜側入口に到着するはずだ。

　実際の時刻をデジタルカメラの画像に記録されている時刻で確認すると、噴霧器を積んだトラック撮影時刻が７：０６分。今回の写真の撮影時刻が７：１７分。11分ほど経過している。ここには薬剤散布表示も立入禁止表示もない。表示はジョギングコース54番地点付近にロープを張っているのだろう。

　林内を覗くと、50番地点標識の付近にクロマツの枯れ木が１本横たわって通路を塞いでいる。これは最近倒れたというよりも、脇に寄せてあったものを、今回道路上に引っ張り出して「進入禁止」と同様の効果を狙ったのではないかと思う。

　
　掲示板に貼られた地図やお知らせを撮影している時に作業車に薬剤を積み込んで入場してきた。下の黄色の管は数十メートルの長さがあると思うが、上の砲台のようなのは近くに直接散布する場合に使用するものだろう。

　一旦停止し、作業員の一人が入口のロープを閉じ直してから出発していった。

　掲示してある作業日程の地図によれば、今日は下浜方面は薬剤散布作業がないので、ここから一般道を歩いて下浜側入口に向かった。

　
　大森稲荷神社鳥居の入口にも縄が張られて立入禁止、新しい案内板脇からは入れるが、人は見えなかった。その他にも数箇所入り口があるが表示のある場所はなかった。陸上競技場本部脇まで来ると、作業車がいて薬剤の積み込み？をしていた。

　写真は本部脇の入口。ロープを張り、ロープに４種類の掲示をぶら下げた上で、脇の掲示板に３種類のプリントを張り付けてある。ここには作業予定日を色分けした地図があった。その地図によると今日はトリムランニングコースを含む老齢林地帯と船泊の東側地帯。明日はいこいの広場地帯と池の周囲地帯というようになっている。

　
　今朝は曇り空、昨夜は雨だったが今朝はようやく雨が降らないでいるという感じ。昨日は松原に出かけなかったので、松原内の掲示板に変化があったかどうか不明だが、今日が薬剤散布開始の朝。能代市斎場近くに駐車し、風の松原車道脇の歩道を歩く。

　斎場向かいから風の松原に入る小径を初めとして４本の小径には変化なし。松原内に入っていく人、松原散策を終えて戻ってくる人がいる。

　５本目の道、それがジョギングコース６番地点から風の松原に入る道だ。写真はその５本目の入口の前でなにやら読んでいる２人と１匹がいる。ここのロープに下げていた掲示は２枚。「薬剤散布のお知らせとご協力のお願い」　と　「お知らせ」の２枚。詳しくは「風の松原を歩く」に掲載するが、「お知らせ」の文章だけ紹介する。

　平成18年6月28日から平成18年7月14日までの間、松食い虫防除のための薬剤散布(地上散布)を実施いたします。
　林内において、トラック等作業車が頻繁に通行しますので、散策の際は十分に注意し、「通行禁止」の看板がある箇所には、危険ですから立ち入らないようにお願い致します。
　作業実施期間は、ご迷惑をお掛けしますがご協力をお願い致します。
　　　　米代西部森林管理署