素敵な講演会2015年10月20日 20:26

今日は久し振りで良い講演会に出た。
講演会の名前はメディカル・サイエンスカフェ・ネクストin能代市

最初に総合政策課の担当者から話があった時は、「定員100名だが、まだ30名ほどしか希望者がないので・・・」ということだったらしい。私が所属してる団体の定例会で話したら,「開催時刻が遅い」「夕食の準備が出来ない」「時期的に見て17時終了では遅い」「バスを準備すると言うが、高齢者が自分から進んで参加するだろうか」と言った意見があったが、70代ばかり8名が申し込んだ。
会場に着くと、後ろには空席が目立つ。聞くと、そこには高校生が間もなく到着するという。
確かに、開始間近になって高校生達が到着。あとで知り合いの引率教師に聞くと「2年生の医療・介護希望生徒が来ました」と話していた。
講演は
 「最後まで自分らしく生きる・暮らす」ー元気なときも介護が必要になってもー
 「私の人生は私の物語 最終章に彩りを!」
 「高齢者の転倒防止のための機器開発」
の3本
どのお話も中味が濃くてよかった。

最初のうちはアンケート用紙に、「定員100名で募集したのに170名も入れるとは変ではないか」とか「開始時間が遅い」「会場は交通の便利な文化会館にすべきだ」などと書き込みながら聞いていたが、
「こういうお話だったらうちの地区の高齢者にも聞かせたい」と重いようになった。そこで、アンケート用紙の最後にはメールアドレスをボールペンで書き込んでいた。



途中で、「カフェ」の名に恥じないようにお菓子が出た。越後屋のどら焼きだった。周囲の人と、「越後屋さんもよかったね。一度に170個も注文が入るとは」と話ながらいただいた。心の中では「越後屋の得意は中華まんじゅうだったよなあ」と思ったが。
飲みものは大学から持参したようだった。


お菓子をいただいたあとは、理工学部の試作器具の紹介。
前の2人のプロジェクターと違い、理工学部の画面は動画が入っているからわかりやすい。動画を入れるにはどうすればいいか、今度勉強してみようと思いながら見ていた。

大学や高専のロボコンの成果がこういうところにも出ていると判った。歩行用補助ロボットは、実物を展示できれば凄いだろうなあと思いながら見ていた。

最後にアンケートを出して終了。
講演の中では、「今の70代の人たちは若い」といいなから、アンケートの記入欄は10代から60代までと、70代以降とひとくくりにしているのは変だ。
私の隣に座っていた婦人は「癪に障ったから歳を書きました」と言っていた。82歳だという。私よりもあとから到着したからバスではなく自分で来たと思う。聞き漏らしたが、もしかしたら車を運転してきたのかもしれない。