オオウバユリ咲き始め ― 2006年07月23日 06:56

昨夜は花火大会が終わった後、花火の音に驚いたのか一時的に強い雨が降ったが、今朝は薄曇り。一昨日場所を教えてもらった場所に出掛けた。
一昨日は「つぼみ」と書いたが、図鑑に載っている写真もヤマユリ、ヒメユリ、オニユリなどはおなじみの開花した写真が載っているのに、ウバユリやオオウバユリの場合はちょっと開き始めたという感じの写真ばかり。ある図鑑には「花は長さ10センチほどで、先はあまり開かない」と書いてあった。だからこの写真の状態で最初の1個は咲いているのだろう。
こんな群落も ― 2006年07月23日 06:58

これは奇妙なというか、不気味だというか、変な場面だった。ウバユリの名前の由来を知らずにこの場所に出会った人は、なぜこの場所だけ枯れているのか不思議に思うだろう。
朝早い時刻、この場所を歩く人はほとんどいない。私がここを通るのは一昨年の11月以来だったろうか。一昨年は8月末から台風が毎週のように通過し、ニセアカシアを中心に倒木が多かった。
この小径でもニセアカシアが人が通るのをさえぎっていたが、2か所でニセアカシアの幹の途中を輪切りにして人が歩ける道を確保していた。今は確かめる余裕はないが、その様子を「風の松原を歩く」に書いていたと思う。今日確かめたところでは、ほとんど人の歩いた気配がなく、更に先に進んでみると、昨年あたりに倒れたと思われる太いニセアカシアが道をさえぎっていた。
オオウバユリの群落 ― 2006年07月23日 07:18

この写真だけで12本のオオウバユリが写っている。
オオウバユリの群落について友人に話したところ、昨年はトリムランニングコース近くにもウバユリが1本生えていたのだという。咲いたらお孫さんを連れてきて見せようと楽しみにしていたところ、まもなく咲くという大きさになってきた時、誰かが折って持ち帰ったらしいと憤慨していたという。
別の植物の場合は、掘り起こして文字通り根こそぎ持ち帰る人もいるらしい。植物にはその植物に適した環境があってその場所に繁殖しているのだから、場所を変えると生育出来ないものが多い。
その友人は葉が枯れかかったオオウバユリを見て、「オオウバユリは花を咲かせるために、葉には栄養をやらないようにしているのだろう」と話していた。
最近のコメント