ジョギング31~32地点2006年05月23日 14:30

ジョギング31~32地点のコナラ
 
 今日は早朝から雨、5時過ぎは雨音が聞こえたので散策中止。雨の中でも歩いている人がいるが、私は最近は画像中心なので、「カメラがもったいない」。

 そこでまだ紹介していない画像をさがして公開することにした。
ジョギングコースは59番地点まであるのに、まだ30番地点までしか紹介していない。ここは18日に撮影した31番地点から32番地点にかけてのコナラの並木。

 防火帯として道幅を広くしているはずなのにそこに広葉樹の並木を作ること自体が矛盾しているが、この並木は「風の松原」という愛称ができた頃(昭和末期62~63年頃)に植樹されたもののようだ。

 愛称ができるとそれが一人歩きする弊害がでる。海岸砂防林あるいは単に「砂防林」と呼ばれていた頃は「市民を飛砂から守ってくれている」という意識が強かったが、愛称がついて「風の松原」となったことで、市民の憩いの場所であるという意識が強くなり、<砂防のため>よりも、<花が咲く木や紅葉する木もあった方が散策していても楽しめる>ことに意識が変化して来た。

 西の林が火事になっても<防火帯>があれば東の林には火が移らないようにするために幅を広くしてあるハズなのに、防火の意識が弱まり、<小鳥の餌を供給する>とか、<散策が楽しくなる>では、クロマツを守る意識が希薄化しているといわざるを得ない。

 健康づくりのみち工事でも、ニセアカシアは何本か切られたようだが、サクラは<花を楽しめる>ということでほとんど切られていない。サクラを残すことがクロマツの寿命を縮めることだとは気付いていない。

コメント

コメントをどうぞ

※メールアドレスとURLの入力は必須ではありません。 入力されたメールアドレスは記事に反映されず、ブログの管理者のみが参照できます。

※なお、送られたコメントはブログの管理者が確認するまで公開されません。

名前:
メールアドレス:
URL:
コメント:

トラックバック

このエントリのトラックバックURL: http://pinewood.asablo.jp/blog/2006/05/23/376617/tb

※なお、送られたトラックバックはブログの管理者が確認するまで公開されません。