風の松原から白神山地を望む ― 2006年05月10日 05:12

先日公民館である会合に出席していた時、窓から白神山地の山々がくっきりと見えた。あれが白神山だと言う人がいたが確証が持てない。
そこで昨日午後、望遠レンズを付けた一眼レフを持って風の松原の大森橋へ。ここは先人の汗した「人工遺産」である風の松原と、人が近づかなかったために「自然遺産」となった白神山地との両方を眺め渡すことの出来る、重要なスポットである。
大森橋は、架け替え作業中のため大勢の歩行者が通るのは難しいし、この近くには風の松原の案内板もないが、この場所こそ、初めて風の松原を訪れた人に説明するのにふさわしい場所だと思っている。
写真は白神山地の左端近くの白神山。手前に写る棒状のものは能代港に沈めるテトラポットを造っている作業現場のもの。5月9日午後2時50分撮影。
ジョギングコース12番地点 ― 2006年05月10日 09:20

昨日撮影した白神山地の写真を紹介してから散策に出掛けたが、今日は曇り空。ラジオでは午後から雨と報じている。
11番地点の解説で、南側は砂丘が出来たあと、昭和15年頃に植林したので、クロマツは海岸林特有の幹が陸側に曲がっていることはなく、真っ直ぐに成長していると書いたが、今朝12番地点の写真を撮してみると、ここも幹は真っ直ぐに伸びていた。植林年度は同じく昭和15年頃。ここも自然砂丘の裏側になっていて、強い風が当たらなかったためだろう。
写真を見ながら解説を書いていると、普段歩いている時には気づかなかったことがわかって面白い。(画像を24時間以内に5枚までしかUP出来ない点が困るが)
11番地点ではクロマツの間に桜などの広葉樹の小さいのが目立っていたが、ここ12番地点はニセアカシアだ。ニセアカシアは他の広葉樹に比べて芽の出るのが遅く、ようやくトゲ付近から黄緑色が出てきたばかりの状態だった。
風の松原ガイド養成講座 ― 2006年05月10日 20:17

今日は「風の松原ガイド養成講座」に出席。月2回のこの講座は今日で4回目。今日のテーマは「松を植えた人々」。
今回の講師は『私たちの風の松原物語』の著者で「風の松原に守られる人々の会」会員の浅野ミヤ氏と元能代営林署員で現在は米代西部森林管理署「森林ボランティア」としてパトロールに携わっている袴田与一氏。
今日の講座で感心したのは、浅野ミヤ氏が魚拓ならぬ年輪拓(?)を作っていたことと袴田与一氏の実演で実際に砂浜に松を植える様子がわかったこと。
これらは、写真を何枚も必要とするので、別に作成するページを見ていただきたい。雨の日が何日かあれば完成が早まるのだが(雨が降ると松原散策や高校野球観戦などが出来なくなるから)、気長に待っていただきたい。掲載するページは●●の中に「松原ガイド養成講座」を作る予定です。
<6月21日 追記>
松原ガイド養成講座を掲載しているページが変更になりました。アドレスは
http://www.shirakami.or.jp/~pinewood/
の中に「松原ガイド養成講座」というインデックスが付いています。この写真の第4回目はまだ作成中のままですが、第5回と第6回は完成しています。今日6月21日は第7回が開催されます。
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