ボランティア大会の翌日2006年05月08日 09:47

 
 風の松原ボランティア大会の翌朝。今朝6時頃は天気はよかったが、東風が強く昨日松枝を拾ったばかりの場所に枯れ枝が落ちていた。枝の折れた跡がまだ新しいので、きっと今朝の強風で落ちてきたのだろう。
 
 健康づくりのみちNo.3からNo.4に向かう途中に2箇所、35番地点から42番地点の間に2箇所、写真のように道端に松枯れ枝を集めた場所があった。この場所は昨日のボランティア活動の区域外だが、散策している人たちが林の中から運び出してくれたのだろう。

 松林から戻るころ(午前8時)には東風が一段と強くなり、昨日の大会本部があったあたりにゴミが散乱していた。自動販売機の脇に置いてあった空き缶入れなどが風に飛ばされて、中のアルミ缶などが飛んだものだった。こんなことは珍しい。

 家に戻って地元新聞を見ると約900人参加、10トントラック4台分、2トントラック14台分の枝がバイオマス発電所へ搬送されたと書かれていた。

 新聞記事は続けて <・・クリーンアップ担当者からは「ほとんど見当たらない。ルールを守るようになってきているのでは」「あまりにゴミがなくて、散歩しているみたいだった」との声も聞かれるほどだったが、・・・>と書いている。なぜこの記事を引用したかというと、開会式前に近くにいた人から「ゴミはたくさんありますか」と聞かれた。「今日の区域内にはほとんどありませんよ」と応えると、近くにいた人が「ゴミも松枯れ枝も多いのは今日の区域よりも西側だよ」と答えた。顔を見ると、先日「ゴミを拾いながら散策する人たち」で紹介した人だった。

 「ゴミを拾いながら・・・」の人の話では、町内のゴミ回収の日に合わせて松原内のごみ拾いをしているのだという。集めたゴミは自分の名前を書いたゴミ袋に入れて町内のゴミステーションに出しているのだという。同じことをしている人が他にもいるとのお話しだった。「あなたもそうでしょう」と私に言うので、「私はゴミを写真に撮っているだけだ」と応えた。風の松原はこういう人たちに支えられているのだと実感した。同時に 「ゴミ集めのボランティアは4月(9日に実施したクリーンアップ)にもやっているから今回は松枯れ枝集めだけに限定するべきだ」 「実施区域は休養広場まで拡大するべきだ」 ということで2人の意見は一致した。

 今回のような行事は、どうしても前年にならった企画になってしまう。風の松原ボランティア協議会では反省会を行うと思うが、「成功でした」と終わるのではなく、<来年はどこをどのように充実させるか> <今年不要だった点は何か> をしっかりと話し合ってほしい。

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