松枯れ対策は? ― 2006年05月18日 10:07
今朝、いつものように松原を散策していたら、ある人から声を掛けられた。先日私が地元新聞「読者のひろば」欄に投稿したのを読んでくれていた。
「あなたの投稿を読んだが、実際に松枯れ枝を運び出してもらうのは難しい」とのお話し。私が「6月の薬剤散布の時にはトラックが何台も入るから、その時に松枯れ枝を運び出してくれるでしょう」というと、「そういう仕事は業者への発注になるから、受注した仕事以外のことをやるのは難しいのじゃないか」という。
その人は昨年、森林管理署か市役所に松枯れ枝の多い場所を地図に示して除去を依頼したが、薬剤散布が終了した7月になっても結局そのままだったという。
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私が書いた「読者のひろば」への投稿を次に引用します。(自分が書いたものでも著作権が新聞社になるのかどうかは不明)
松枯れ枝集めの継続を(新聞では「松原の枯れ枝集め継続願う」として5月14日の北羽新報に掲載:新聞では語句を直してくれていると思うが、以下は私の元原稿)
5月7日の「風の松原を守る市民ボランティア大会」でトリムランニングコース周辺の松枯れ枝が一掃され、毎朝気持ちよく散策出来るようになりました。
その様子は翌日の本紙でも大きく報道されました。見出しには<「風の松原」を守り、未来へ>、<枯れ枝を集め、一掃>とありました。また県知事や市長さんからは「風の松原は最後の砦」「風の松原を起点に緑の前線を南下させていきたい」「過去からの贈り物であり未来からの預かりもの」とあいさつがあったことを伝えています。
当日は私も松枯れ枝運びに参加しました。気温はそれほど高くなかったはずなのにけっこう汗をかきました。高校生パワーには感心しました。
ところが翌8日朝、強風のためかトリムランニングコース周辺にまた松枯れ枝が落ちていました。ジョギングコース内や更に西側の若いクロマツ林には数多くの松枯れ枝が残されたままです。
散策者の多いジョギングコースや新しく出来た健康づくりのみち周辺には松枯れ枝の小山が何カ所か出来ています。これは松林内を散策している人たちが、トラックの入れる道路まで松枯れ枝を運び出してくれたものと思います。
そこで米代西部森林管理署や能代市役所など松原を管理する方々にお願いがあります。マツノマダラカミキリが産卵するのは6月に入ってからだと言われています。「最後の砦」「未来からの預かりもの」を守るのもこれからが肝心です。
早朝、松原内を散策している人たちは今後も松枯れ枝をジョギングコースやトリムランニングコースのトラックが通れる道路まで運び出してくれると思いますので、それらをバイオマス発電所へ運搬してくださるようお願いします。
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5月19日朝、散歩に出掛けるときになって、昨日「病院から戻ってから続きを書きます」と結んでいたことに気付いた。その病院の後ろを通ったからだ。この病院にかかるようになってから14年目。毎月一度薬をもらいに通っている。病院の先生も朝や昼休みなどに風の松原を散策しているのをよく見かける。今朝は私が通ったときに散策の服装で病院から出てくるところだった。
「あなたの投稿を読んだが、実際に松枯れ枝を運び出してもらうのは難しい」とのお話し。私が「6月の薬剤散布の時にはトラックが何台も入るから、その時に松枯れ枝を運び出してくれるでしょう」というと、「そういう仕事は業者への発注になるから、受注した仕事以外のことをやるのは難しいのじゃないか」という。
その人は昨年、森林管理署か市役所に松枯れ枝の多い場所を地図に示して除去を依頼したが、薬剤散布が終了した7月になっても結局そのままだったという。
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私が書いた「読者のひろば」への投稿を次に引用します。(自分が書いたものでも著作権が新聞社になるのかどうかは不明)
松枯れ枝集めの継続を(新聞では「松原の枯れ枝集め継続願う」として5月14日の北羽新報に掲載:新聞では語句を直してくれていると思うが、以下は私の元原稿)
5月7日の「風の松原を守る市民ボランティア大会」でトリムランニングコース周辺の松枯れ枝が一掃され、毎朝気持ちよく散策出来るようになりました。
その様子は翌日の本紙でも大きく報道されました。見出しには<「風の松原」を守り、未来へ>、<枯れ枝を集め、一掃>とありました。また県知事や市長さんからは「風の松原は最後の砦」「風の松原を起点に緑の前線を南下させていきたい」「過去からの贈り物であり未来からの預かりもの」とあいさつがあったことを伝えています。
当日は私も松枯れ枝運びに参加しました。気温はそれほど高くなかったはずなのにけっこう汗をかきました。高校生パワーには感心しました。
ところが翌8日朝、強風のためかトリムランニングコース周辺にまた松枯れ枝が落ちていました。ジョギングコース内や更に西側の若いクロマツ林には数多くの松枯れ枝が残されたままです。
散策者の多いジョギングコースや新しく出来た健康づくりのみち周辺には松枯れ枝の小山が何カ所か出来ています。これは松林内を散策している人たちが、トラックの入れる道路まで松枯れ枝を運び出してくれたものと思います。
そこで米代西部森林管理署や能代市役所など松原を管理する方々にお願いがあります。マツノマダラカミキリが産卵するのは6月に入ってからだと言われています。「最後の砦」「未来からの預かりもの」を守るのもこれからが肝心です。
早朝、松原内を散策している人たちは今後も松枯れ枝をジョギングコースやトリムランニングコースのトラックが通れる道路まで運び出してくれると思いますので、それらをバイオマス発電所へ運搬してくださるようお願いします。
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5月19日朝、散歩に出掛けるときになって、昨日「病院から戻ってから続きを書きます」と結んでいたことに気付いた。その病院の後ろを通ったからだ。この病院にかかるようになってから14年目。毎月一度薬をもらいに通っている。病院の先生も朝や昼休みなどに風の松原を散策しているのをよく見かける。今朝は私が通ったときに散策の服装で病院から出てくるところだった。
今年もコスモスを楽しめる ― 2006年05月18日 15:46

今朝いこいの広場をとおった時に見たら、久しぶりで時計が正確だった。池の近くには土地を耕した跡があった。ここは昨年「ねむのき苑」の人たちがコスモスを植えた場所だ。今年も今日か明日種蒔きをするのだろう。
「風の松原を歩く」昨年5月のページでは、18日に耕して19日に種まきをしている。今年は17日に耕して、今日18日に種蒔きをするのだろうか。
港湾道路から風の松原への入口 ― 2006年05月18日 17:43

今朝はジョギングコース20番地点 → 22番地 → ロケットセンター方面へと向かい、港湾道路入口から引き返してきた。
写真は港湾道路側入口の写真。港湾道路のこの部分には駐車余地があるので、ここに自家用車を駐車して松原に散歩に入る人も多い。
港湾道路入口側にも松枯れ枝 ― 2006年05月18日 17:50

港湾道路側入口から入ると松枯れ枝の山がいくつか見える。近づいてみると林内にはほかにも赤茶けた枯れ枝や折れた枝がまだ木にぶら下がっているものも見える。
集められた枯れ枝の中には切り口がナタかノコギリで切ったものも多く、豪雪で折れたクロマツを除伐処理した時の枝が残ったと思われるものもあった。
ジョギングコース26番地点 ― 2006年05月18日 18:03

26番地点の高台に立つと33番地点の高台まで一直線になっている。この間の直線距離は約800mだ。
天気のよい日はこの場所から白神山地の真瀬岳が見える。左右の枝がつながっている高さ付近で見える。
ジョギングコース29番地点 ― 2006年05月18日 18:23

ジョギングコースの番号標識はすべて一周6000メートルの内側に立てられている。写真のこの木は、コース番号標識の向かい側(海側)に、番号標識と向かい合うように立っている。木の名前は昨年5月9日の観察会の時に聞いたのだが今は思い出せない。
ジョギングコース30番地点 ― 2006年05月18日 18:32

ここは30番地点の少し手前だが、クロマツ林なのにここだけ赤松の林である。試験的に植林されたもののようで、昨年松くい虫被害木として除伐された木の年輪を調べたところでは70年くらい(昭和10年頃の植林)か。風の松原内ではいこいの広場など1~2本の赤松がある場所はほかにもあるが、まとまっているのはここだけである。
クロマツ林といっても、杉林もいこいの広場の回りに2~3箇所あるので、実験的にいろいろな木を植えてみた時代があったのかもしれない。
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