セカンドオピニオン2017年05月09日 20:11

今日は秋大附属病院へ

年に1度しか診察に来ないから何時来ても慣れない。
それでも朝の連続ドラマを見ることが出来た。このテレビでは、セリフを聞くのではなく、画面に表示されるセリフを読むようになっていた。こんなことが我が家のテレビでも出来るのだろうか?

昔は廊下の床に行き先の表示が何本も張ってあった。そこをたどれば目的の部屋まで行けるのだ。皮膚科に来たのは大震災の年だったから6年前。まだ新しい建物と古い建物が混在していた。
3階だったか4階だったか案内表示を便りに階段をたどって上って行った記憶が蘇ってきた。
今は心臓血管外科に通うだけ。しかし年に一度だから思い出すのが大変だ。CT検査をしてから診察を受けるだけ。
昨年は建物が変わったばかりだったから、「中央放射線部はここですよ」「その奥にCTの部屋があります」などと案内があったが、そのことを思い出したのは家に戻ってブログを書き始めてから。

CT検査は8時台に終了したので、持参した「樹縛」(永井するみ)の再読に集中することが出来た。ほとんど忘れていたが、文中に黄色い線が引いてあった。「秋田県木材協会の理事」「能代で開かれた木材シンポジウム」「秋田県二ツ井町の森林で死後十年以上経った白骨体として発見された」「能代大橋を渡り、すぐのところで右に折れ、ファックスで送ってもらった地図にある結里の実家へと向かう」など、建物さえも浮かんでくる描写があった。
作者 永井するみ は東京芸大音楽学部を中退して北海道大学農学部に入り直し、卒業後IBMやアップルコンピューターに勤務、「枯れ藏」で新潮ミステリー倶楽部賞を受賞した異彩の経歴を持つ作家。
この小説を読んだのは発売されてまもなくだから、二ツ井に勤務していた1998年ころ。文中の森林(日本一高い天然秋田杉付近?)近くまで家庭訪問に行ったことがあった。

担当医の診察は10時40分ころだった。「昨年以降ほとんど変わっていませんね。次は来年5月◯日を予約しておきましょう」

その後安心して、ブログに書く内容を考えたが、昔と同じように廊下の床面に案内表示が残っていたのは会計部門だけ。やっぱり医は算術?

診察終了後に院内を廻ってみると「看護の日」の表示があった


その中には、昨日の研修会で質問のあった項目も解説されていた。
セカンドオピニオンって何? 費用がかかるの?

ようやく全部終了 今日の来院予想数は1800人とあったから、280番は早い

まもなく支払いも完了した。午前11時19分