病院のかかり方2017年05月08日 21:17

私が所属している民生児童委員協議会では、毎年5月定例会では会員のための研修会も同時に開催している。

今日は能代厚生医療センターに依頼して研修会を実施した。
全部で50コマあったスライドのうちからいくつかを紹介する。
暗い中での写真撮影なので鮮明でないが、写真をクリックすると拡大されるので、我慢して読んでいただきたい。





お医者さんにかかる10か条の3番目は、「お医者さんとのよりよい関係づくり」なのだが、これが口で言うほど簡単ではない。
大学のサークルの先輩達は、私にも「医者と仲良くなるのが一番だ」と教えてくれたが、彼らの回りには病院がたくさんあり、病院を選べる。しかし能代ではそうはいかない。
「お医者さんにかかる10か条」は
1 伝えたいことはメモして準備
2 対話の始まりはあいさつから
3 よりよい関係づくり
4 自覚症状と病歴は、あなたが伝える大切な情報
5 これからの見通しを聞きましょう
6 その後の変化も伝える努力を
7 大事なことはメモをとって確認
8 納得できないときは何度でも質問を
9 治療効果をあげるためにお互いに理解が必要
10 よく相談して治療方法を決めましょう


民生委員としては、ここからが参考になった。







「パタカラ体操」とは口腔の体操。この部分の原画は歯科医医師会が作ったもののようだが、最後の「ララ ラララ」という発声の部分を「タタ タタタ」と書き間違えていると話していた。
高齢者の大敵はなんと言っても「転倒」
うちの母が骨折したのは96歳。その時の主治医は、「骨折は手術すれば直せる。心配なのは、骨折して入院しているあいだにボケの度合いがどんどんひどくなってゆく。そちらがの方が心配だ。」と話していたが、その通りだった。東日本大震災の前年、98歳で天に召された。